明日ありと思う心の仇桜（あすありとおもうこころのあだざくら）

朝に紅顔あって夕べに白骨となる（あしたにこうがんあってゆうべにはっこつとなる）

朝題目に夕念仏（あさだいもくにゆうねんぶつ）

顎振り三年（あごふりさんねん）

脂に画き氷に鏤む（あぶらにえがきこおりにちりばむ）

後の祭り（あとのまつり）

雨が降ろうが槍が降ろうが（あめがふろうがやりがふろうが）

案じるより団子汁（あんじるよりだんごじる）

案じるより念じろ （あんじるよりねんじろ）

案ずるより産むが易し（あんずるよりうむがやすし）

医者が取るか坊主が取るか（いしゃがとるかぼうずがとるか）

生き恥曝しても死に恥曝すな（いきはじさらしてもしにはじさらすな）

一銭を笑う者は一銭に泣く（いっせんをわらうものはいっせんになく）

一生は風次第（いっしょうはかぜしだい）

今泣いた烏がもう笑った（いまないたからすがもうわらった）

命より名を惜しむ （いのちよりなをおしむ）

命より名を惜しむ （いのちよりなをおしむ）

命長ければ恥多し（いのちながければはじおおし）

犬骨折って鷹の餌食（いぬほねおってたかのえじき）

牛の歩みも千里（うしのあゆみもせんり）