触らぬ神に祟りなし（さわらぬかみにたたりなし）

去る者は日日に疎し（さるものはひびにうとし）

去る者は追わず（さるものはおわず）

猿も木から落ちる（さるもきからおちる）

猿の空虱（さるのそらじらみ）

猿に木登り（さるにきのぼり）

猿に烏帽子（さるにえぼし）

猿が髭揉む（さるがひげもむ）

皿嘗めた猫が科を負う（さらなめたねこがとがをおう）

鯖を読む（さばをよむ）

薩摩守（さつまのかみ）

匙を投げる（さじをなげる）

砂上の楼閣（さじょうのろうかく）

囁き千里（ささやきせんり）

雑魚の魚交じり（ざこのととまじり）

酒は百薬の長（さけはひゃくやくのちょう）

酒は飲むとも飲まるるな（さけはのむとものまるるな）

酒は天の美禄（さけはてんのびろく）

酒は憂いを掃う玉箒（さけはうれいをはらうたまははき）

酒に別腸あり（さけにべっちょうあり）