奉公人に使われる（ほうこうにんにつかわれる）

煩悩の犬は追えども去らず（ぼんのうのいぬはおえどもさらず）

煩悩あれば菩提あり（ぼんのうあればぼだいあり）

盆と正月が一緒に来たよう（ぼんとしょうがつがいっしょにきたよう）

惚れて通えば千里も一里（ほれてかよえばせんりもいちり）

惚れた腫れたは当座の内（ほれたはれたはとうざのうち）

惚れたが因果（ほれたがいんが）

法螺と喇叭は大きく吹け（ほらとらっぱはおおきくふけ）

誉める人には油断すな（ほめるひとにはゆだんすな）

誉められて唐辛子を食う（ほめられてとうがらしをくう）

誉め手千人悪口万人（ほめてせんにんわるくちまんにん）

誉めた道具、買うた例なし（ほめたどうぐ、こうたためしなし）

誉れは毀りの基（ほまれはそしりのもと）

骨身惜しむな無駄惜しめ（ほねみおしむなむだおしめ）

骨折り損の草臥れ儲け（ほねおりぞんのくたびれもうけ）

仏も昔は凡夫なり（ほとけもむかしはぼんぷなり）

仏ほっとけ神構うな（ほとけほっとけかみかまうな）

仏の顔も三度（ほとけのかおもさんど）

仏作って魂入れず（ほとけつくってたましいいれず）

臍を噛む（ほぞをかむ）