よくゆうて悪く言わるる後家の髪（よくゆうてわるくいわるるごけのかみ）

善く戦う者は怒らず、善く戦いに勝つ者は争わず（よくたたかうものはいからず、よくたたかいにかつものはあらそわず）

世を日に継ぐ（よをひにつぐ）

世を捨つれども身を捨てず（よをすつれどもみをすてず）

弱り目に祟り目（よわりめにたたりめ）

弱きを助け強きを挫く（よわきをたすけつよきをくじく）

弱い者の空威張り（よわいもののからいばり）

喜んで尻餅をつく（よろこんでしりもちをつく）

喜びの礼は早いが良い（よろこびのれいははやいがよい）

喜びあれば憂いあり（よろこびあればうれいあり）

選れば選り屑（よればよりくず）

夜昼あって立つ世の中（よるひるあってたつよのなか）

夜の錦（よるのにしき）

夜の鶴（よるのつる）

寄り合い事は多分に付け（よりあいごとはたぶんにつけ）

寄らば大樹の蔭（よらばたいじゅのかげ）

蓬に交じる麻（よもぎにまじるあさ）

嫁を貰えば親を貰え（よめをもらえばおやをもらえ）

嫁を憎かば我が子を思え（よめをにくかばわがこをおもえ）

嫁は手を見てもらえ（よめはてをみてもらえ）