鶴の粟 蟻の塔（つるのあわ ありのとう）

釣り落とした魚は大きい（つりおとしたさかなはおおきい）

面の皮を剥ぐ（つらのかわをはぐ）

面の皮の千枚張り（つらのかわのせんまいばり）

爪の垢を煎じて飲む（つめのあかをせんじてのむ）

爪に火を灯す（つめにひをともす）

罪を憎んで人を憎まず（つみをにくんでひとをにくまず）

角を矯めて牛を殺す（つのをためてうしをころす）

角を出す（つのをだす）

角を折る（つのをおる）

土仏の水遊び（つちぼとけのみずあそび）

辻褄を合わせる（つじつまをあわせる）

月夜の蟹（つきよのかに）

月夜に提灯（つきよにちょうちん）

月夜に米の飯（つきよにこめのめし）

月夜に釜を抜かれる（つきよにかまをぬかれる）

月満つれば即ち虧く（つきみつればすなわちかく）

月日に関守なし（つきひにせきもりなし）

月に叢雲花に風（つきにむらくもはなにかぜ）

月と鼈（つきとすっぽん）