近惚れの早飽き（ちかぼれのはやあき）

近火で手を焙る（ちかびでてをあぶる）

知恵は万代の宝（ちえはばんだいのたから）

知恵は小出しにせよ（ちえはこだしにせよ）

知恵と力は重荷にならぬ（ちえとちからはおもににならぬ）

小さくとも針は呑まれぬ（ちいさくともはりはのまれぬ）

断じて行えば鬼神も之を避く（だんじておこなえばきじんもこれをさく）

断琴の交わり（だんきんのまじわり）

短気は損気（たんきはそんき）

誰か烏の雌雄を知らん（たれかからすのしゆうをしらん）

足るを知る者は富む（たるをしるものはとむ）

玉磨かざれば光なし（たまみがかざればひかりなし）

玉の輿に乗る（たまのこしにのる）

玉に瑕（たまにきず）

卵を見て時夜を求む（たまごをみてじやをもとむ）

鶴の粟 蟻の塔（つるのあわ ありのとう）

釣り落とした魚は大きい（つりおとしたさかなはおおきい）

面の皮を剥ぐ（つらのかわをはぐ）

面の皮の千枚張り（つらのかわのせんまいばり）

爪の垢を煎じて飲む（つめのあかをせんじてのむ）