【栃木県】の県民性を連想させる四字熟語３つの[意味と使い方辞典]

▼栃木県民を四字熟語で表すと…

① 志操堅固（しそうけんご）

周囲の意見や雰囲気などに流されない意志の固さがあり、自分をやすやすと変えることをしないありさまを、志操堅固といいます。

栃木県民は、物事に対して慎重で堅実なタイプが多いようです。流行に影響されるようなことも少なく、新しいものに飛びつくよりは、いまあるものをしっかり守ることを選ぶ傾向があります。そのあたりは、志操堅固という言葉に相応しいところですが、行きすぎると、ちょっと頑固で偏屈ということにもなりそうです。

② 清濁併呑（せいだくへいどん）

厳しい価値観で物事の善し悪しを決めつけたり、分け隔てしたりするようなことなく、大きな目で物事を受け入れることを、清濁併呑といいます。

栃木県の人々は、基本的に保守的であるため、第一印象は少々とっつきにくい雰囲気がありますが、小さなことにこだわって分け隔てをするようなことがなく、大らかで許容範囲が広い、清濁併呑な一面を持っています。

③ 精忠無二（せいちゅうむに）

極めて一途で、他に比べるものを見つけられないほどの忠義心を、精忠無二といいます。

栃木県の人は、変化を好まないために、最初はなかなか付き合いにくいこともありますが、一度信頼関係を結べば、心変わりの心配なく、安定したお付き合いを続けることができるでしょう。ただ、内向的な面があるため、人柄や能力、魅力を評価して、信頼しているのだということを、折に触れてきちんと伝えていかないと、自分で自分を追い込んでしまうようなことも、あるかもしれません。