▼これが[漸入佳境]の意味です
- 意 味:話や状況などがだんだん興味深い部分にさしかかってくること。
- 由来 / 語源:「漸入」はだんだんその段階に入っていくこと。「佳境」はよい境地、最も興味深くおもしろいところ。一般に「漸ようやく佳境かきょうに入いる」と訓読を用いる。
- 【故事】晋しんの有名な画家顧愷之こがいしは、甘蔗かんしょさとうきびを食べるときには、まずい先のほうから食べていた。これを不思議に思ったある人が、その理由を聞くと、「だんだん佳境に入る」と答えたという故事から。
- 英訳 / 英語:
- 出 典: 『晋書』顧愷之伝(こがいしでん)
- 使い方 / 例文:谷崎潤一郎の『細雪』は、漸入佳境の物語である。
- 類義語: 漸至佳境(ぜんしかきょう)
- 対義語:
- 漢字検定出題レベル:漢検準2級
- 人気 / 実用度:話す☆☆☆ 書く★☆☆
- この四字熟語の連想キーワード:美味しんぼ