漢検合格には、合格するための「勉強法」があります。ここでは、実際の漢検受験経験者だから語れる実践的な勉強法を3つのポイントに絞って紹介します。
① 問題集を1つに絞る!
漢字検定5級は大体中学校1年生レベルと言われていますが、少し難しい漢字に挑戦したい小学生や、久しぶりに勉強をしてみたい大人の方にも人気がある級です。
計画的に勉強すれば合格する可能性の高い5級ですが、どのように勉強すればよいのでしょうか?
小学生と中学生の場合は少なくとも試験の1ヶ月ほど前から、高校生以上の方の場合は2週間ほど前から1日1時間程度の対策を始めましょう。勉強を始める前に大事なことは問題集を1つに絞って、勉強の計画を立てることです。
② 1日何ページ進めるか計画を!
5級に出る漢字は大体決まっているので複数の問題集に手を出さず、1つの問題集を完璧にすることを目指しましょう。5級を網羅しているような問題集を用意し、それをテスト数日前までに終わるように1日何ページ進めるか計画を立てます。
計画通りにいかないことが多いので休息日を設けることも忘れないようにしましょう。計画を立てたらさっそく問題集を進めます。ここで大事なのは間違えないことではなく、間違えた漢字を何度も復習して次は間違えないようにすることです。間違えた問題にはわかりやすく印をして、次の日に勉強を始める前に前日間違えた漢字を確認するようにしましょう。
③ 過去問は3回分解く!
問題集を1周し終わったら、間違えた部分だけもう一度すべて確認して、過去問を解いてみることがおすすめです。本番のように時間を計って挑戦しましょう。本番でも時間が余ると思いますが、時終わった後に2回くらい見直すことも大切です。過去問は1回分解いただけでも本番の感覚がつかめて良い練習になりますが、より万全を期すために3回分解くのがおすすめです。
採点をしたあとは間違った問題を復習することも忘れないようにしましょう。漢字検定では過去に出た問題が再び出題されることもあるので過去問を完璧にすると合格する可能性も高くなります。