▼これが[三思後行]の意味です
- 意 味:物事を行うとき、熟慮したのち、初めて実行すること。
- 由来 / 語源:三たび思い考えた後に行う意から。もとは、あまりに慎重になり過ぎると断行できず、また、別の迷いを生ずるのを戒める言葉であったが、今では一般に軽はずみな行いを戒める語として用いられる。「思」は思い考える、熟慮する意。一般に「三みたび思おもいて後のちに行おこなう」と訓読を用いる。
- 【故事】 中国魯ろ国の家老の季文子きぶんしはきわめて慎重な人で、三度考えてから初めて実行したが、孔子はこれを聞いて、「二度考えればそれでよろしい」と言った故事から。
- 英訳 / 英語:
- 出 典:『論語』公冶長(こうやちょう)
- 使い方 / 例文:三思後行し、さらに石橋を叩いていては、物事は一向に進まない。
- 類義語:
- 対義語:
- 漢検出題レベル:漢検5級
- 人気 / 実用度:話す☆☆☆ 書く★☆☆