▼これが[櫛風沐雨]の意味です
- 意 味:風雨にさらされながら、苦労することのたとえ。また、世の中のさまざまな辛苦にさらされることのたとえ。
- 由来 / 語源:「櫛風」は、風を櫛の代わりにして髪をとくこと。「沐雨」は、雨で体を洗うこと。「沐雨櫛風(もくうしっぷう)」とも言う。
- 出 典:『荘子』
- 英訳 / 英語:struggling through wind and rain; undergoing hardships
- 使い方 / 例文:三十年間の櫛風沐雨で、銅のように焼け爛れた幸太郎の双頬を、大粒の涙が、ほろりほろりと流れた。(菊池寛『仇討ち三熊』)
- 類義語:
櫛風浴雨(しっぷうよくう)
風櫛雨沐(ふうしつうもく)
沐雨櫛風(もくうしっぷう)
風鬟雨鬢(ふうかんうびん) - 対義語:
- 漢検出題レベル:
- 人気 / 実用度:話す★☆☆ 書く★☆☆
- この四字熟語の連想キーワード:『海辺のカフカ』