▼これが[陶潜帰去]の意味です
- 意 味:陶潜は世俗の煩わしさを嫌い、官を辞して故郷に帰った。このとき名文の「帰去来辞(ききょらいのじ)」を作ったという故事を四字句にしたもの。
- 由来 / 語源:「陶潜」は東晋の詩人。字あざなは淵明えんめい。自然を愛し、叙景詩にすぐれたので田園詩人と呼ばれた。『蒙求(もうぎゅう)』の一句。
- 【故事】 陶潜は彭沢ほうたくの県令(長官)となったとき、巡察の役人には礼装して応対しなければならないと聞き、五斗米の俸禄ほうろく(わずかな俸給の意)のために腰を折ることはできないと、職を辞して帰郷し、「帰去来辞」を書いたという故事による。
- 英訳 / 英語:
- 出 典:『晋書(しんじょ)』陶潜伝(とうせんでん)
- 使い方 / 例文:陶潜帰去の思い / 陶潜帰去にならう
- 類義語:
- 対義語:
- 漢検出題レベル:漢検3級
- 人気 / 実用度:話す☆☆☆ 書く★☆☆