▼これが[煩悩菩提]の意味です
- 意 味:悟りの障害となる人間の迷いの煩悩も、そのまま悟りにつながるきっかけとなること。
- 由来 / 語源:仏教語の一つ。悟りも悟りの実現を妨げる煩悩も、永久不変の真如しんにょの現れであり、人間の本性であるから、本来別のものでなく、二つは一体であるということ。また、迷いがあって初めて悟りもあるという意。大乗仏教の言葉。「煩悩」は心身を悩ます欲情の心の働きの意。「菩提」は一切の迷いのない悟りに至る境地の意。「煩悩即そく菩提」の略。
- 英訳 / 英語:
- 出 典:『六祖壇経(ろくそだんきょう)』
- 使い方 / 例文:今、胸に抱えた悩みや迷いもすべては煩悩菩提となるのだと信じ、心を強く持って生きていきたい。
- 類義語:
- 対義語:
- 漢検出題レベル:
- 人気 / 実用度:話す☆☆☆ 書く★☆☆
- この四字熟語の連想キーワード:一休宗純(一休さん)