▼これがONE PIECEから連想する四字熟語です
① 会者定離(えしゃじょうり)
出会った者たちは、必ず離れることになるという、人の世の無常を、「会者定離」といいます。
尾田栄一郎原作の漫画「ONE PIECE」は、強い意志をもって海賊となり「ひとつなぎの大秘宝」を求める旅を続ける、主人公のモンキー・D・ルフィと、仲間たちの冒険を描いた作品です。
ルフィと仲間たちは、人生のどこかで、かけがえのない人との永遠の別れを経験してきています。その痛みと悲しみは、大きな不幸ではありますが、仲間を愛し守ろうとする原動力ともなり、彼らを一層強い冒険者へと育てる力ともなっています。
② 朋党比周(ほうとうひしゅう)
主義や思想、利害を同じくする者同士が、仲間となって、考え方や立場の違う者を排除することを、「朋党比周」といいます。
「ONE PIECE」の世界では、多くの勢力が対立しあい、争いを起こしています。弱い者たちは強い者たちに虐げられて搾取され、強い者同士も、自分の利権や勢力を守るために諍います。強い者に従い、長い物に巻かれていなければ生きていけないような、「朋党比周」のしがらみだらけの世の中で、ルフィたちの麦わら海賊団は、どこまでも自由に、自分たちが大切に思うものを守るために命を賭けて戦い続けています。
③ 一期一会(いちごいちえ)
一生に一度だけの、かけがえのない出会いのことを、「一期一会」といいます。
「ONE PIECE」のルフィたちは、果てしない航海を続けながら、多くの敵や、大切な友人たちとの出会いを繰り返していきます。対立する者たちも味方となる者達も、ルフィたちの「麦わら海賊団」と出会うことで、大きく運命を揺さぶられることになります。