▼これが[朝三暮四]の意味です
- 意 味:目前の利害に捕われて結果が同じになるのを見抜けないこと。また、そのような状態に相手を追い込んで巧妙にだますこと。
- 由来 / 語源:【故事】 狙(そ)公(=猿回し)が猿にトチの実を朝に三つ、暮れに四つ与えると言ったら猿が怒り出したので、朝に四つ暮れに三つやると言ったところ猿が喜んだというもの。
- 出 典:『列子』
- 英 訳:being preoccupied with immediate (superficial) differences without realizing that there are no differences in substance
- 使い方 / 例文:
① 高級官僚は、一般市民を朝三暮四の猿とでも思っているのだろう。
② 私は賭博は朝三暮四の最たるものだと思っているので、決して手を出しません。 - 類義語:
狙公配事(そこうはいじ)
朝四暮三(ちょうしぼさん) - 対義語:
- 漢字検定出題レベル:漢検4級
- 人気 / 実用度:話す★☆☆ 書く★★☆