【保存版】日経新聞で紹介されたビジネスで使える!かっこいい大人の四字熟語

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▼これが紹介された四字熟語です

2013年10月23日、国内屈指の経済紙である日本経済新聞にて「スピーチで勝つ大人の四字熟語」が特集されました。

スピーチをする場面には、印象に残る四字熟語を織り込んで、カッコ良く話をまとめたい。間違って使って恥をかかぬよう、読み方、意味ともマスターしておこう。「◯◯という四字熟語があって、この意味は…」と、説明するのもいいスピーチの種となるだろう。

さすがは日経新聞、これはビジネスでも使える!

そう思いましたので一部再現し、当サイトでも紹介したいと思います。

※各ページ内の [解説] を読むと、より理解が深まります

①朝の訓示でキメる

日経新聞で紹介されたビジネスで使える!かっこいい四字熟語 ①朝の訓示でキメる

朝礼や社内行事などで、後輩や部下を戒めたい、励ましてモチベーションをアップしたいという機会は多いはず。真っすぐに気持ちが伝わり、信頼を得られる言葉を磨いておこう。

実践躬行(じっせんきゅうこう)
⇒「実践」は実際に行うこと、「躬行」は自分自身で行うこと。「躬」は自らを指す。実際に自分でしっかりと実行すること、という意味になる。

回天動地(かいてんどうち)
⇒「回天」は天を廻(めぐ)らすことが転じて、時勢を一変させること、「動地」は大地を揺り動かすことが動じて、世を驚かすこと。「回転」と書くのは誤り。

三思九思(さんしきゅうし)
⇒「三思」「九思」とも、よく考える、の意。「三」と「九」を重ねることで、何度も考える様子を強調している。何度も繰り返し、じっくり考えること。

一意攻苦(いちいこうく)
⇒「一意」は心を一つにして集中すること、「攻苦」は苦心して勉強することを指す。「攻」は勉強の意。心を打ち込んで、苦しみながら考えること。

眼光紙背(がんこうしはい)
⇒「眼光」は眼の光、転じて真相を見分ける力、「紙背」は紙の裏、転じて言外の深い意味。記された言葉の言外に含まれた、深い意味まで理解すること。

遠慮近憂(えんりょきんゆう)
⇒「遠慮」は遠い将来を見通した考え、「近憂」は差し迫った心配事。遠い将来を見通した考えがなければ、必ず差し迫った心配事が生じる、という意味。

感孚風動(かんぷふうどう)
⇒「感孚」は相手の真心を感動させること、「孚」はまことの意。「風動」は風が草木を動かすようになびかせること。人の心を感動させ、感化する。

機知頓才(きちとんさい)
⇒「機知」はその場に応じて素早く才知が働くこと、「頓才」はその場に応じてよく働く知恵。状況に応じて才知や知恵がよく働く様子。機転が利くこと。

東走西馳(とうそうせいち)
⇒「東西走馳」の西と走を入れ替えた表現。「東西」はあちこち、「走馳」は走り回るの意味。東に西にと、あちこち忙しく走り回る様子。

乾坤一擲(けんこんいってき)
⇒「乾坤」は天と地、「一擲」はバクチでサイコロを投げること。すべてを一度に投げ出すこと。運を天に任せ、のるかそるかの大勝負をすること。

敢為邁往(かんいまいおう)
⇒「敢為」は思い切ってすること、勇気を奮って行うこと、「邁往」は勇み立って行くこと。目的に向かい、困難をものともせずまっしぐらに進む様子。

旭日昇天(きょくじつしょうてん)
⇒「旭日」は朝日、「昇天」は天に昇ること。転じて、朝日が昇るように、勢いが盛んなことを意味する。

悔悟奮発(かいごふんぱつ)
⇒「悔悟」は今までの過ちを悟り、悔いること、「奮発」は精神を奮い起こすことの意。失敗や誤りを悔い、今から挽回しようと奮い立つこと。

②祝辞で泣かせる

日経新聞で紹介されたビジネスで使える!かっこいい四字熟語 ②祝辞で泣かせる

部下の結婚式に招かれたときや、昇進祝いの席などでは、惜しみなく喜びの気持ちを伝えたい。新しい人生の第一歩として記憶に残り、列席者も幸せな気持ちに包まれるフレーズを。

比翼連理(ひよくれんり)
⇒「比翼」はいつも一緒に空を飛ぶ鳥、「連理」はもともと2本の木の幹や枝がつながって1つになっていること。愛情深く仲の良い夫婦の例え。

琴瑟調和(きんしつちょうわ)
⇒「琴瑟」は五弦・七弦の琴と、二十五弦の琴(おおごと)、「調和」は音楽の調子を合わせること。琴と琴の音が調和する、転じて夫婦や家族の仲が良いこと。

形影一如(けいえいいちにょ)
⇒「形影」は物の形と影、「一如」は同一であること。物の形と影が同じであるように、人の善悪が行動に表れること。転じて、夫婦が仲むつまじいこと。

有為多望(ゆういたぼう)
⇒「有為」は才能のあること、「多望」は多くの希望が持てること。才能にあふれ、将来の可能性にさまざまな期待が持てるさまを意味する。

高材逸足(こうざいいっそく)
⇒「高材」は優れた才能、「逸足」は足が速いことが転じて、優れた才能の意味。「逸」は速いの意味。とても優れた才能の持ち主を意味する。

前程万里(ぜんていばんり)
⇒「前程」は行く先の道、将来。「万里」は長い距離、はるか遠く。未来が果てしなく開け、将来が極めて有望であることを例えた表現。

③去り際を印象深く

日経新聞で紹介されたビジネスで使える!かっこいい四字熟語 ③去り際を印象深く

長年勤めた職場を退職するときや、転勤、転職で送り出される側となったとき、置きみやげにしたい一言。自分の今後に思いをはせ、あるいは残る仲間への感謝の気持ちを込めて。

人生行路(じんせいこうろ)
⇒「行路」は道、道程のこと。人間の一生を旅に例えた表現で「多くの起伏があり、困難と楽しみが背中合わせの様子」という意味がある。

更始一新(こうしいっしん)
⇒「更始」は古いものを改めて新しく始めること、「一新」はすっかり改めて新しくすること。新たに物事を始めるに当たり、古いものをすべて新しくすること。

行雲流水(こううんりゅうすい)
⇒「行雲」は空を行く雲、「流水」は流れる水。空を行く雲や流れる水のように、物事に固執せず自然のままに生きること。形を決めず自由に移り変わること。

閑雲野鶴(かんうんやかく)
⇒「閑雲」は大空を流れる雲、「野鶴」は野に1羽で遊ぶ鶴。世俗に煩わされることなく、自由に、意のままに悠々と過ごす境遇の例え。

閑人適意(かんじんてきい)
⇒「閑人」は世俗に煩わされず、風流に生きる人、「適意」は思い通りになること。世俗を離れて思うまま風流な暮らしをすること、またその人。

一笠一杖(いちりゅういちじょう)
⇒「笠」も「杖」も旅の道具。どちらも1つであることを強調し、身軽さを表す。束縛するもののない、身軽なひとつ身になって旅をすることの例え。

感慨多端(かんがいたたん)
⇒「感慨」は身にしみて深く感じること、「多端」はたくさんの兆しの意味。身にしみて深く心に感じることが多いさま。「概」と書くのは誤り。

拳々服膺(けんけんふくよう)
⇒「拳々」は捧げ持つ、「服膺」は胸に付ける意味が転じて心に留めて忘れないということ。両手で物を捧げ持つように、心にしっかり留めて忘れないという意味。

銀鱗躍動(ぎんりんやくどう)
⇒「銀鱗」は銀色に光る魚のうろこ、「躍動」は勢いよく活動する様子。魚がうろこを銀色に光らせて生き生きと泳ぐように、勢いよく活動することの例え。

多士済々(たしせいせい)
⇒「多士」は多くの人材のこと、「済々」は数が多い意。優れた人物が多いことを意味する。「たしさいさい」とも読むが、本来は「せいせい」が正しい。

④おわびの場面でも知性は忘れずに

日経新聞で紹介されたビジネスで使える!かっこいい四字熟語 ④おわびの場面でも知性は忘れずに

短慮軽率(たんりょけいそつ)⇒「短慮」は浅はかな考え、「軽率」は軽はずみ。考えが浅はかで、行動が軽はずみであること。「率」を「卒」と書くのは誤り。

冷汗三斗(れいかんさんと)
⇒「冷汗」は冷や汗、「三斗」は「さんど」とも読み、量が多いこと。「三」は量が多いことを示す。冷や汗を大量にかくほど恥ずかしい様子。

脚下照顧(きゃっかしょうこ)
⇒「脚下」は足元、「照顧」は反省してよく確かめること、自分の足元をよく見ること。意見を述べる前に、まず自分を戒めるべきだという意味。

金輪奈落(こんりんならく)
⇒「金輪」は大地の下方、物事の限度、「奈落」は地獄を指す。物事の限度。断じて。底の底までどこまでも、という意味。

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