《一蓮托生の使い方》村上春樹、東野圭吾、浅田次郎などの使い方の実例集

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一蓮托生(いちれんたくしょう)」とは、行動や運命を共にすること。この四字熟語の使い方を実例で紹介します。

 

▶︎村上春樹『1Q84 BOOK1』
しかし何はともあれ、ものごとは前に進み出したわけだ。こうなればあとは一蓮托生ってやつだな。
▶︎東野圭吾『レイクサイド』
これ以上余計なことは考えないほうがいい。もう一つ付け加えるならば、もはや我々は一蓮托生なのです。
▶︎入間人間『電波女と青春男 第05巻』
ていうか結局、昨晩はなにしに来たんだ? ただ酒を飲んでみたくて、一蓮托生とばかりに俺を巻きこんだだけとか? あー、ありそうだわあの人なら。
▶︎半村良『楽園伝説』
結局梶岡俊一郎という人物と一蓮托生の運命に置かれるだけなのである。 第二に、伊沢はその異動と同時に、超栄マンであることを放棄せざるを得なかった。
▶︎森村誠一『悪魔の圏内(テリトリー)』
だが、宝井洋美がその前に大きく立ちはだかっている。彼女は一蓮托生の運命共同体である。父が言うように金でカタがつく女ではなかった。
▶︎浅田次郎『姫椿』
むろん、できる限りの指導はしました。ともかくわれわれは一蓮托生の仲なのだから、まちがいを起こさないようにしてくれ、とね。自腹を切って飲みにも連れて行きました。
▶︎小野不由美『悪霊シリーズ 3 悪霊がいっぱいで眠れない』
でも、がんばってるのに。 一蓮托生の友達見捨てて逃げるひとのために、責任なんか感じる必要ないっ!
▶︎福井晴敏『終戦のローレライ(上)』
自分が必要になれば、どうせすぐに呼びにくるだろう。 この艦に乗っている限り、連中とおれは一蓮托生なのだから。
▶︎井上ひさし『四十一番の少年』
だからみんなここを大切にした。 ですから、ここにはホームというにふさわしい一蓮托生の雰囲気があった。 ところが今は、母親は引き取る気なら引き取れるのですから、子どもたちもここを最後の拠り所とは思わない、いわば仮の宿ですよ。
▶︎内田康夫『贄門島(にえもんじま)下』
廣部先生親子とはそれを承知の上で長いこと付き合ってきました。 いや、むしろ一蓮托生のような関係にあったといってもよろしい。 美瀬島に行政の介入がない状況は、廣部先生に作ってもらったのは事実です。
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