《連想四字熟語》卑弥呼から連想する3つの四字熟語

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▼これが卑弥呼から連想する四字熟語です

《連想四字熟語》卑弥呼から連想する3つの四字熟語

度徳量力(たくとくりょうりき)

為政者が、治める民からの人望を集められるだけの人格があるかどうか、政治力を持っているかどうかを、推し量ることを、「度徳量力」といいます。

中国の歴史書、「魏志倭人伝」に登場する、倭国の女王卑弥呼は、人前に姿を現すことが滅多になかったにも関わらず、よく民を従えて国を治めていました。倭国と交流のあった魏の国は、度徳量力して、卑弥呼を実力ある王と認め、金印などを授けています。

男子禁制(だんしきんせい)

男子禁制」とは、男性の立ち入り、接近を禁じることをいいます。

卑弥呼は成人しても夫を持つことがなく、弟に国政を補佐させ、多数の侍女達を従え,たった一人の男性だけに身の回りの世話や人との取り次ぎをまかせ、民の前に姿を現すことはほとんどなかったといいます。完全な男子禁制ではありませんが、政治の場から、男性を排除して国を治めた、希有な為政者であると言えそうです。

祭政一致(さいせいいっち)

神を祭り崇めることと、国政を行うことが、一体であるという考え方や、そのような政治のありかたを、「祭政一致」といいます。

「魏志倭人伝」によると、卑弥呼は、「鬼道」をもって民を惑わして従え、国を治めていたと説明されています。「鬼道」がどんなものであるかについては、諸説ありますが、民衆の前にほとんど姿を現さず、堅固な守りのなかに引きこもって暮らしていたという、ミステリアスなありかたから、呪術的なリーダーであることと、国を治める王であることを兼ね備えた人物であったのではないかと想像されます。

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