▼[何れ菖蒲]の意味はコチラ
- 意 味: どれも優れていて、優劣がつけにくいこと。選択に迷うことのたとえ。
- 読 み: いずれあやめ
- 解 説: 昔、源頼政が、鵺(伝説の怪獣)を退治した褒美として菖蒲前という美女を賜ることになり、十二人の美女の中から見つけ出すように言われた。そのときに頼政が選びかねて詠んだ「五月雨に択べのまこも水たえていづれあやめと引きぞわづらふ」という歌からいう。菖蒲と杜若がよく似ていることから、「菖蒲と杜若」「何れ菖蒲か杜若(いずれあやめかかきつばた)」ともいう。
- 出 典: 『太平記』
- 英 語:
- 類義語: 兄たり難く弟たり難し
- 対義語: